どうもこんにちは、管理人のりょうたです。
ドッグフードをモグワンに切り替えたら、愛犬が下痢・軟便・嘔吐してしまって、困っている人もいるんではないでしょうか?
また、これからモグワンに切り替えようとしているけど、口コミを調べてみると、下痢・軟便・嘔吐すると書かれていることもあり、不安に思っている人もいるでしょう。
モグワンは愛犬の健康を考えて、素材ひとつひとつにもこだわって作られているドッグフードです。
僕はシェルティ、ミニピン、イタグレの3匹の犬を飼っていて、実際にミニピンとイタグレにはモグワンを食べさせているので、モグワンは本当にいいドッグフードだと確信しています。
とはいっても、いくら犬の身体にいいドッグフードだったとしても、下痢・軟便・嘔吐してしまっては、不安になると思います。
しかし、ドッグフードを切り替えて、下痢・軟便・嘔吐してしまうということは、意外と多くあることです。
そこで今回は
- モグワンを与えて下痢・軟便・嘔吐してしまう原因
- モグワンを与えて下痢・軟便・嘔吐した時の対処方法
- どうしても下痢・軟便・嘔吐が治らない時はどうするか
このような内容について説明していきます。
モグワンを与えて下痢・軟便・嘔吐する7つの原因
まずは。モグワンを与えて下痢・軟便・嘔吐する原因について見ていきましょう。
フードを変えたことによるストレス
犬は環境の変化など、些細な事にもストレスを感じてしまう生き物です。
そんな繊細な犬は、今まで食べていたフードから、モグワンに切り替えたことをストレスに感じてしまうこともあります。
そのストレスが原因となり、下痢・軟便・嘔吐してしまうということもあるということです。
消化不良を起こしている
今まで小麦やトウモロコシなどの、穀物がメインの安価なドッグフードを食べていた場合、モグワンに切り替えたことによって、消化不良を起こしてしまうことがあります。
モグワンはチキンやサーモンをメインの原材料に使用しており、穀物を使用していないグレインフリーのドッグフードです。
今まで穀物メインのドッグフードを食べていた犬が、チキンやサーモンをメインの原材料に使用しているモグワンを急に食べると、犬の腸がびっくりしてうまく消化できずに、下痢・軟便・嘔吐してしまう可能性があるのです。
また、モグワンは食いつきの良さを求めて開発されているので、早食いしてしまうこともあります。
このような場合でも、消化不良を起こしてしまい、下痢・軟便・嘔吐してしまうこともあるのです。
モグワンの与える量が多すぎる
モグワンを与える量が多すぎても、下痢・軟便・嘔吐してしまうことがあります。
これも消化不良が原因なんですが、フードを与える量が多すぎると、うまく消化できずに下痢・軟便・嘔吐してしまうということです。
急にモグワンに切り替えた
ドッグフードを切り替える時に、今食べているフードがなくなったタイミングで、切り替えをする人が多いと思います。
しかし、ドッグフードを急に切り替えるのは、絶対にやめるようにしてください。
ドッグフードの切り替えというのは、犬の胃腸に結構な負担がかかる行為なので、急に切り替えることによって、下痢・軟便・嘔吐してしまうことがあります。
急に切り替えても、特に問題のない犬もいますが、リスクを減らすためにも急に切り替えるのではなく、少しづつ切り替えるようにしましょう。
モグワンにはビートパルプが入っていない
店頭で市販されているドッグフードには、うんちを固め易くする『ビートパルプ』という原材料が使用されています。
ビートパルプとは?
砂糖の原材料となる甜菜(テンサイ)・サトウダイコンから、糖分を抽出した後に残った食物繊維、つまりは搾りカスを、ビートパルプといいます。
ビートパルプ以外にも、うんちを固めやすくする繊維質があります。
ビートパルプ以外のうんちを固めやすくする繊維質
- シュガービート
- ◯◯ファイバー
- ◯◯繊維
- 〇〇糠(ぬか)
- 〇〇ふすま
- 〇〇種皮
- セルロース
これらの繊維質も、店頭で市販されているドッグフードに含まれていることがあります。
ちょっと話がそれるんですが、なぜ店頭で市販されているドッグフードには、ビートパルプが使われているのかというと、『かさ増し』と『うんちを固める』という2つの理由から使用されています。
先ほども言ったように、ビートパルプとは甜菜(テンサイ)・サトウダイコンから、糖分を絞った残りカスです。
つまり本来なら捨てるようなものなので、安く入手することができます。
安く入手したビートパルプを原材料として使用することで、コストを抑えてドッグフードのかさ増しができるということです。
話を戻しますが、モグワンは人工的な添加物を使用しておらず、ビートパルプも使用されていません。
なので、今までビートパルプが使用されていたドッグフードを食べていた場合、モグワンに切り替えることによって、下痢・軟便になってしまうことがあるのです。
好転反応が起きている
ドッグフードをモグワンに切り替えたことによって、好転反応が起きて、下痢・軟便・嘔吐してしまうこともあります。
好転反応とは、体内から毒素が抜ける過程で起こる、一時的な不調のことを言います。
モグワンは原材料のひとつひとつにもこだわっていて、人工的な添加物も使用されていないドッグフードで、犬の身体に悪いものは使用されていません。
なので、今まで身体に悪い物が含まれたドッグフードから、モグワンに切り替えたことによって、体内から毒素が抜ける過程で、好転反応が出てしまうことがあるのです。
好転反応には下痢・軟便・嘔吐する以外にも、いろいろな症状があります。
- 元気がなくなる
- 食欲が落ちる
- 皮膚炎が出る
- 痒みが出る
- 体臭や口臭が臭くなる
- 目ヤニや鼻水が出る
- うんちやおしっこが臭くなる
- うんちやおしっこの色が濃くなる
など、様々な症状が出ることがあります。
一時的な症状なので、様子を見ながらモグワンに切り替えていくといいでしょう。
しかし、あまりにも症状が強いようであれば、無理にモグワンを与え続けるのではなく、もともと食べていたフードに戻し、少しづつモグワンに切り替えていくようにしてください。
モグワンが身体に合わない
モグワンはチキンやサーモンを主原料に作られており、穀物・牛肉・豚肉などの、アレルギーが発症しやすい食材は使われておりません。
しかし、主原料であるチキンやサーモンなどが身体に合わず、アレルギーを発症して、下痢・軟便・嘔吐する可能性もあります。
いくら身体に良い食材だったとしても、人間と同じく、犬にもそれぞれ体質があるので、どんな食材であったとしても、身体に合わないこともあるということです。
モグワンを与えて下痢・軟便・嘔吐した時の対処方法
モグワンが身体に合わなかったり、アレルギーが出たりするケースはそこまで多くありません。
モグワンを与えて、下痢・軟便・嘔吐してしまっても、対処方法を知っていれば、治るケースがほとんどです。
そこで、モグワンを与えて下痢・軟便・嘔吐した時の対処方法について説明していきます。
少しづつモグワンに切り替える
先ほども言ったように、ドッグフードを切り替えるときに、今食べているフードがなくなってから、急に切り替える人が多いです。
しかし、ドッグフードの切り替えというのは、犬の胃腸に負担がかかるので、少しづつ慣らしながら、切り替えていく必要があります。
ドッグフードを急に切り替えてしまうと、犬の胃腸が驚いて消化がうまくいかず、下痢・軟便・嘔吐してしまうことがあるのです。
特に今まで穀物がメインで使用されているドッグフードを食べていた場合、チキンやサーモンがメインで使用されているモグワンに切り替えると、犬の胃腸が慣れるまで時間がかかる可能性が高いのです。
なので、少しづつモグワンに犬の身体を慣らしていくためにも、下記の表のような割合で、少しづつフードを切り替えていくようにしてください。
切り替えの 経過日数 |
今までの ドッグフード |
モグワン ドッグフード |
---|---|---|
1日目 | 90% | 10% |
2日目 | 80% | 20% |
3日目 | 70% | 30% |
4日目 | 60% | 40% |
5日目 | 50% | 50% |
6日目 | 40% | 60% |
7日目 | 30% | 70% |
8日目 | 20% | 80% |
9日目 | 10% | 90% |
10日目 | 0% | 100% |
このように、10日ほどゆっくりと時間をかけていくといいでしょう。
もしこれくらいゆっくり切り替えても、下痢・軟便・嘔吐が続いてしまうようなら、モグワンを与え続けるのをやめて、元のフードに戻した方がいいでしょう。
正しい給餌量のモグワンを与える
モグワンを与える量が多すぎることが原因で、下痢・軟便・嘔吐してしまうこともあるので、正しい給餌量で与える必要があります。
モグワンのパッケージや、公式サイトにも給餌量は書かれています。
上記の表は、公式サイトに書かれている給餌量です。
この表に書かれている通りに、1日の給餌量を決めてもいいのですが、下痢・軟便・嘔吐するようであれば、給餌量が間違っている可能性があります。
表に書かれている給餌量は、あくまで目安の量なので、犬の個体差に合わせて、しっかりと給餌量を決める必要があります。
モグワンの給餌量について書いた記事があるので、詳しく知りたいという人は、参考にしてみてください。
【一目でわかる】モグワン給餌量の早見表【計算方法も解説します】
早食い防止食器を使用してみる
モグワンは理想の食いつきの良さを求めて、開発されているドッグフードなので、モグワンを与えたときにがっついて、早食い・丸呑みしてしまうこともあります。
早食い・丸呑みしてしまうと、喉や胃に相当な負担がかかってしまいます。
胃に負担がかかってしまうと、うまく消化吸収ができなくなり、下痢・軟便・嘔吐してしまうということです。
我が家のイタグレも、ドッグフードをモグワンに切り替えたら、かなりがっついて食べて、丸呑みしていて、下痢になっていました。
このような場合は、早食い防止食器がおすすめです。
我が家では、上記の写真の早食い防止食器を実際に使っています。
早食い防止食器に変えたら、少し食べづらそうにはしてますが、早食いや丸呑みすることは無くなりました。
個人的にはかなりおすすめです。
また、ドッグフードを早食いして丸呑みしてしまうと、胃の中で胃液を吸収して、数倍に膨張します。
この膨張が起こったまま食後に激しい運動をしたり、はしゃいだりしてしまうと、腸がねじれてしまう『腸ねん転』が起こる可能性もあり大変危険です。
早食い・丸呑みしてしまうと困っている人は、ぜひ早食い防止食器を試してみてください。
オリゴ糖を混ぜて与える
もともと胃腸が弱い犬が、モグワンに切り替えることによって、下痢・軟便になってしまうことがあります。
その理由として、モグワンは乳酸菌で腸内環境をサポートしてくれてはいますが、善玉菌の食事となるオリゴ糖が含まれていないからです。
オリゴ糖は病原菌を抑制して腸内環境を変え、消化管運動を整えてくれるので、下痢・軟便だけではなく、便秘の改善にも役立つことがあります。
また、オリゴ糖は善玉菌を増やし、悪玉菌が増えにくくなるような腸内環境を作ってくれます。
このようなことから、胃腸が弱く、腸内環境が原因で下痢・軟便になっている犬の場合、オリゴ糖をモグワンに混ぜて与えることによって、下痢・軟便が改善することもあるということです。
どうしても下痢・軟便・嘔吐が治らない時はどうする
今回説明した対処方法でも、下痢・軟便・嘔吐が治らないときに、どうしたらいいのか説明していきます。
もともと食べていたフードに戻す
モグワンを与えて下痢・軟便・嘔吐してしまう場合でも、今回説明した対処方法で、ほとんどは良くなるとは思いますが、モグワンが身体に合わなかったり、アレルギーが出た場合は、どうすることもできません。
これは犬だけではなく、人間も同じなんですが、いくら品質のいい食べ物だったとしても、身体に合わないこともあります。
そのような場合は、もともと食べていたフードに戻すか、別のフードを探すようにしましょう。
どうしても下痢・軟便・嘔吐が治らない場合は病院に連れていく
モグワンに切り替えて、下痢・軟便・嘔吐してしまって、今回説明したような対処方法を試してみても、全然良くならないようなら、病院に連れていくようにしましょう。
健康な成犬であれば、下痢になったとしても、3日ほどで症状は治りますが、それ以上続く場合は、病院で見てもらったほうがいいでしょう。
モグワンを与えて下痢・軟便・嘔吐する7つの原因【対処方法も解説します】のまとめ
今回はモグワンを与えて下痢・軟便・嘔吐してしまう原因と、対処方法について説明していきました。
モグワンを与えて下痢・軟便・嘔吐してしまう原因で一番多いのは、急にフードを切り替えるということです。
今食べているフードがなくなったタイミングではなく、今食べているフードに少しづつモグワンを混ぜながら、ゆっくりと慣らしていくようにしましょう。
また、下痢・軟便・嘔吐してしまったのが、モグワンに切り替えたことが原因ではなく、たまたまそのタイミングで、違うことが原因の可能性もあります。
そのような場合は、下痢・軟便・嘔吐だけではなく、ぐったりしたり、皮膚が赤くなったり、痒がったりと、違う症状が出ることが多いので、そのような場合は病院に連れて行ってあげるようにしてください。
ということで、今回の記事は以上です。
何か質問や意見などありましたら、気軽にコメントやメッセージをください。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
コメント